院長紹介
小松 博明(こまつ ひろあき)
午前(8:00~13:00)担当
略歴
昭和50年 |
日本歯科大学卒業・歯科医師国家試験合格 |
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平成5年〜9年 | 八王子歯科医会 会長 東京都学校歯科医会評議員 |
平成17年〜21年 | 日本歯科大学校友会評議員 |
平成20年〜24年 | 東京都八南歯科医師会 監事 東京都歯科医師連盟 八南支部 監事 |
平成20年〜 | 八王子市中町町会 会長 学校歯科医 保育園歯科医 |
資格
- 剣道4段
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副院長紹介
小松 明央 (こまつ あきひさ)
午後(11:00~20:00)担当
略歴
平成18年 日本歯科大学卒業
歯科医師国家試験合格平成18年~25年 関東各地の歯科医院で勤務
勤務先歯科医院にて副院長などを歴務平成25年12月~ 小松歯科副院長就任 資格
- 剣道5段
明治時代より続く歴史ある歯科クリニックで、オールマイティな歯科診療を
歴史のあるクリニックと伺っていますが、こちらで勤務するまでの経緯についてお話しください。
院長
私の曾祖父が、明治時代に石川県で義歯を作っていたことに始まります。当時はまだ歯科医院というものがなく、曾祖父は馬に乗って主に豪商のお宅を廻り、注文を受けてから義歯を作っていました。明治の終わり頃から当地へ越してきまして、「小松歯科医院」として開院しました。その後祖父、父が継ぎ、私が当クリニックに携わり始めたのは、1977年からです。それまでは亀戸にある歯科医院で勤務していました。
副院長
2008年から10年近く、他の歯科クリニックで5ヶ所ほどお世話になりました。歯科診療のノウハウについてはもちろん、最新の治療法や予防についてなどを学ばせていただきました。今年の4月から当クリニックにて勤務するにあたり、内装のリニューアルからやらせていただいています
クリニックの特色について教えてください。
院長
患者さんの実情を伺って、個人に合わせた治療をしていることですね。医師として良いと思った治療法が、患者さんにとって必ずしも最良かどうかわかりませんので、選択肢をできるだけご提案し、無理なく合わせていけることが特色だと思っています。そのためにも、オールマイティな歯科診療をめざしています。
副院長
予防歯科に力を入れていこうと考えています。一番大切なのは、歯を悪くしないようにすることです。どんなに良い治療を行ったとしても、自分の歯に勝るものはないですからね。日本人の歯の治療状態について、30年前と現在を比べた結果、あまり変わっていないというデータがあるのです。つまり、歯の状態が悪くなってから治療をするということを繰り返した結果、歯科医師の治療技術は向上したのですが、治療を経験する歯の件数に関してはあまり変わらないということなんですね。治療をしないで歯を残す方法、これが予防なわけで、これからはできるだけ治療をしないで歯を残していく方向で行きたいですね。
得意な治療法はありますか?
院長
今まで一番やってきたのは補綴(ほてつ)関係ですね。歯科を始めた曾祖父も義歯作りを得意としていましたし、やはり血筋でしょうか(笑)。ご高齢の患者さんが多いということも、理由のひとつかもしれません。
副院長
5ヶ所のクリニックで、一通りの治療は学んできました。あえて言うなら、セラミック関係や口腔外科処置などはたくさん携わってきましたね。また、最新の医療についての勉強も続けていますので、例えば最小限の切削量でプラスチックを詰めることや、接着治療なども得意だとは思います。
治療について決して妥協せず、真摯に取り組んでいる
午前中は院長が、午後は副院長が診療されていると伺いました。
院長
診療時間を分けた方が、お互いに伸び伸びと自分なりの診療ができていいんじゃないかと思いまして。また、担当の時間帯を分けることによって、より長時間診療できるようになりましたので、夜間は会社帰りの方にも利用していただきやすくなったようです。私は長年やってきているものですから、やはり何十年と通ってきてくださっている患者さんも多いですね。年齢的にはご高齢の方が多く、歯科クリニックが少なかった以前に比べますと、近隣にお住まいの方が割合としては多いですね。
副院長
診療時間を長くしたことによって、今まではご高齢の方が中心だったのですが、若い世代の患者さんにもいらしていただけるようになりました。また、今まで以上に地域のお役に立てればと、クリニックの内装や看板をリニューアルし、内覧会でお披露目を行いました。その結果、新規の患者さんにもたくさんお越しいただけるようになり、ありたがいと思っています。
診療に際して、どのようなことを心がけていますか?
院長
一番は、妥協しないということですね。患者さんは、ご自分のお口の中でどのような治療をされているかわかりませんよね?言い方は悪いですが、短い時間でいい加減にやろうと思えばいくらでもできるわけです。そうではなくて、なるべく長くもたせるために、きちんとした治療をすべきと心がけています。
副院長
私も父と同じ考えです。科学的根拠に基づいた治療を、妥協することなく行うこと。そして、患者さんに十分なご説明をした上で納得していただき、できるだけ痛くなく快適に治療を勧めていくということを心がけています。また、治療だけでなく予防についてもご提案しています。虫歯や歯周病の原因は細菌の感染症なので、その細菌のリスクをどれだけ減らせるかということにかかってきます。唾液検査を行い、どれくらい虫歯や歯周病になりやすい体質であるかを知っていただいた上で、ご自身の生活習慣や歯ブラシの仕方を見直していただき、今後の予防処置についてご一緒に考えていきたいと思っています。定期健診に来ていただくことで、綺麗な歯を保っていただきたいですね。
診療してきてうれしいのは、どのような時ですか?
院長
亀戸で勤めていた頃の患者さんが「先生に治療してほしい」とおっしゃって、わざわざ当クリニックまで通ってきてくださっています。私を信頼してくださっていることがありがたく、とてもうれしいですね。その方とは、本当に長いお付き合いです。
副院長
患者さんに笑顔で帰っていただくということがうれしいですね。治療に満足してくださることがわかると、歯科医師をしていて良かったと改めて思います。また、私も父と同じく他で勤務していた頃の方に「診てほしい」とおっしゃっていただき、大変光栄に思っています。例えば栃木で勤務していた頃の方なのですが、治療を終えた後も、一緒にお食事をしたり、その方が育てたイチゴをいただいたりして、そういう関係が現在も続いています。こういったつながりを、今後も大切にしていきたいですね。